2023年3月7日
フランスへ来てからクレープの概念が変わりました。
というより、本来のクレープを知りました。
日本で食べていたクレープというと
クルクル巻かれた大きなクレープに
惜しみなくフルーツやクリームなどが入り
天国に昇ってしまいそうな位
しあわせな気持ちになるクレープ。
こちらに来て食べたクレープは
なんとも素朴なもので。
基本的な材料は小麦粉と卵と牛乳。
生地をしばらく寝かせたら
あつあつに温まったフライパンでじっくりと焼きます。
クレープの縁が焼けて上に浮き上がるのを待ってから
軽快にひっくり返します。
料理に関してせっかちな私は
この浮き上がるのを待てずフライパンにこびりついてしまい
最初はなかなか上手くいきませんでした。
義母に教えてもらった時も
私がひっくり返そうとするのを見て
まだ、まだよ、、、と言われていたのを
覚えています。
我が家はこの出来たてクレープに
メープルシロップをかけていただきます。
飾り気はないけれど
ラム酒とバニラ入り砂糖がアクセントになり
少し大人な味。
それぞれの素材の素朴な美味しさが合わさって
五感が満たされる感じがします。
義母さんのレシピは下記の材料です。
・卵 2個
・牛乳 500g
・小麦粉 250g
・油(サラダ油やオリーブオイルなど) スープスプーン1匙
・塩 ひとつまみ
・バニラ入り砂糖 スープスプーン1匙
・ラム酒 スープスプーン2匙
(バニラ入り砂糖の代用はバニラエッセンスと少しの砂糖を)
(スープスプーンはカレーなどを食べる時の普通サイズのスプーンのこと)
(このレシピで手のひらサイズの小さなクレープが25枚ほどできます。)
ミキサーで全材料を混ぜて半日ほど置くだけ。
あとは一枚一枚焼いて、クレープ瞑想タイム。
我が家は一度に何十枚も作るので
フライパン二つで二刀流で焼いています。
横では、クレープには目がない
主人と娘がかたずをのんで待機。
わんこ蕎麦のように
クレープを次々と口に運んできます。
余ったクレープは冷凍庫へ。
朝食やおやつタイムに。
もう一つ、こちらに来て初めて知ったクレープは
クレープシュゼット。
うって変わってこちらはなんとも特別感のあるクレープ。
砂糖をかけたクレープに
オレンジのリキュールをかけフランベします。
オレンジの酸っぱさと砂糖が溶けた甘い香りで貴族気分に。
レストランによってはテーブル席のすぐ横でフランベしてくれるところも。
これを見ると大体オーダしていたデザートをキャンセルして
クレープシュゼットに気変わりしてしまいます。
こちらは自宅で大きな炎を扱う勇気が出たらまた挑戦してみたいところです。
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