2020年5月18日
先日製作させていただいたオーダーメイド品。
お客さまと一緒にジュエリーを形作っていく過程がとても楽しくて。
約1ヶ月かけて出来上がった作品の過程をご紹介させていただきます。
お客さまからのオーダー内容は、
この外出禁止期間を、良くも悪くも記憶に残しておくために
何か記念になるものを作りたいとのこと。
「弱くはかない私たちの存在と、それでも負けない団結の強さ。」
最初は、この言葉をいただきました。
すこし大きなテーマに、
これはまた挑戦・・・。
できるかどうか不安になりながらも
ワクワク感も大きく。
この言葉から連想する
桜、イチョウなど、
次々と2人でイメージを膨らませていきました。
桜の花びら、イチョウの葉っぱなど、
どんな感じになるのか製作を進めながら
イメージを固めていきました。
途中で、光を与えてくれる太陽のような
シンボル的なものも追加するというアイデアも。
淡水パールを追加することに。
イチョウの葉がイメージに近かったので
それをベースにどんなデザインにしていくのか
さらに細かくいろんなパターンを考えました。
色々紆余曲折しながら
一度、頭をゼロにして
感覚で並べ直し。
そして、最終的に、この形が2人とも
なんともしっくり来たのです。
その時は、急に来るもので。
自分にとっても一番、お客さまも一番お気に入りの
形を見つけた瞬間っていうのは、
知恵の輪が外れたみたいな
そんな感覚になります。
あとは、本番の製作を進めていきます。
最後に、チェーンの長さやパールの位置を調整して。
そして、完成!
散っていくような儚い
2枚のイチョウの葉が
お互いに寄せあうように。
葉の上のパールは、希望の光
連続した淡水パールは団結。
そんな意味を込めて製作しました。
メッセージカードには
最初にいただいたテーマをヒントに
このネックレスのメッセージを刻印しました。
「儚くて弱いいのちは、いつでも団結する強さをつくり出す。」
お客さまから喜びのメッセージと写真をいただき
嬉しい気持ちが一気に最高潮に。
「ありがとう、まゆみ。
とっても素敵で、本当に気に入りました。
綺麗すぎて、着けるのがもったいないくらい。
心から、本当にありがとう。」
デザインを試行錯誤している段階、
製作をしている段階、
出来上がってもなお、
お客さまに喜んでもらえるかどうか
目に見えない間は、すこし不安があるもの。
でもこんなに喜んでもらえると
本当に、安心感と嬉しい気持ちでいっぱいになります。
なかなかメッセージだけのやりとりで
意思の疎通が難しいこともありましたが
こうして、一つのものを一緒に作り上げていく過程も
とても楽しく、製作させていただきました。
これからお客さまにとって、
このネックレスが思い出深いものになっていったらと思います。
あなたも記念になるようなジュエリーを
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一緒に、じっくり相談しながら、
Slow madeで思い出に残る
お守りのようなジュエリー作りのお手伝いをさせていただきます。
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真鍮のお手入れ方法と色の変化
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それでは、今日もみなさまが
穏やかに過ごされように。
Bonne jounée!!
素敵な1日を。
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